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「天然温泉森のゆ」へいってきましたよー!

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昨日は久々の外出をしてきましたよー。本当に外出と言えるの今年初めてです。行って来たのは、
『天然温泉森のゆ』(←ここをクリックすると春の景色が見られますよ~) 
熱が少し安定しているので、娘と相談して行くことにしました。
ここの露天風呂からの景色大好きです。露天風呂に入りながら、木々や池や鳥、電車までも見ることができるので、大のお気に入り。お風呂上がりはテラスでジンギスカンと、いつものコースにしたかったのですが、
残念ながら湯上がりは、もうグッタリ。長湯したわけでもないのに。042.gif
でも、露天風呂に入っているうちに雪がちらちらと舞ってきました。思い描いたシチュエーションにバッチリ!006.gif

お風呂上がりに目の前の山根園で、雪中パークゴルフをしている人たちを眺めながら少し休んで、すぐ帰宅。
あらら。雪が吹雪に変わりかけてきた。それでも、パークゴルフをする人たちの人影があちらにも、こちらにも。。。ファィト!って思わず呟いてしまった。041.gif
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by haru123fu | 2011-01-31 09:06 | 今日のわたし | Comments(4)

為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり

f0227323_16105111.jpg駅前の焼鳥屋『焼鳥の虎犇』個性派揃いの常連客が集まって来る。

少しばかり、常連客を紹介するとしよう。
国籍&正体不明のトゥーザ・ヴァッキーノさん。発想力が素晴らしいりんさん
優しい物語の語り部もぐらさん。人の心に春風を吹かせる春待ち りこさん。
文筆も素晴らしいが料理も達人の雫石鉄也さん。ここでもっともっと
ご紹介したい人が沢山いるのだが、
紹介だけでこのお話が終わってしまいそうなので、
そろそろお話の本題に入らせてもらおう。

この店の看板娘?が、事もあろうに砂かけババア。
どうやら、ヴァッキーノさんの紹介で、この店に勤めることとなったようだが、
そこには仕掛けがあった。

砂かけババアは、可愛いキューピーさんの顔も持っていた。まぁ、妖怪だからその辺は朝飯前かも知れない。
オーナーの虎犇さんもQPさんには思い入れもあって、すんなり雇ったのが、そもそも、事の始まりだった。

キューピーさんの顔を持っているとは言ってもそこはやはり、砂かけババア。客に砂肝ばかり勧める。
常連客もいつしか砂肝ばかり頼むようになっていった。
オーナーの虎犇さんは店の主力商品を虎の×焼きか牛の×焼きにしたいと、大きすぎる夢を持っていたのだが、そこは焼鳥屋、狭い厨房ではしかたが無いと砂かけババアに任せるしかなかった。

それはそれでよしとしたのだが、問題はまだあった。
砂かけババアが時々、いや、しょっちゅうキューピーさんの顔を忘れ、地のままで店に出る。
当然ビックリした客は逃げる。二度とこの店に来ない。

砂かけババアって言うぐらいだから、もの忘れはあってあたりまえ。
何度か注意はしたものの、虎犇さんは、お年寄りいじめと思われたくなくて、そこも多めにみることにした。
結果常連客ばかりのたまり場と化した『焼鳥の虎犇』。
それでいいような気もするが、常連のお客さんはみんな創作活動で忙しい人ばかり。
そんなにしょっちゅう来てもらうわけにも行かない。かといって客が来なけりゃジリ貧になる。
やはりそこは商売。新規のお客を獲得しなければ、ということになる。
ところが肝心のオーナー虎犇さん。創作活動が忙しい上に「バカいわシアター」にちょくちょく顔を出し、自分の焼鳥屋へはさっぱり。

そこへ、久し振りにりんさんがやって来た。威勢良く「生ビールと砂肝一丁!」と注文した。店にはヴァッキーノさんがいた。「あれぇ!なんでヴァッキーノさんなの?砂かけばあちゃんいないの?」ヴァッキーノさんが答える
「うん。今なんかの生命保険の相談に行っててオレ店番してるんだ。」
「ええっ!妖怪って死ぬの?」りんさんは、怪訝な顔をした。

「オレもよくわかんないけど、やっぱ歳だから心配なんだろうぜ。」「それよっかさぁ。」ヴァッキーノさんは砂かけババアを紹介した手前責任を感じていた。そこで、りんさんに一部始終を話して相談した。」「わかった!新規の客を呼べばいいのね。」りんさんはポンと胸を叩いた。
りんさんは、もぐらさんとりこさんに携帯で応援をたのんだ。

三人は駅前で宣伝用手作りティッシュを配ることにした。ところが、もぐらさんがなかなか来ない。
携帯で連絡をとると、近道しようと路地へ入ったのはいいが、どうやら迷子になったというもぐらさん。
「どうしよう?ここはどこ?」ともぐらさんトホホ状態。「大丈夫よ今行くからね。」と、りこさんが探しに行くことになった。

しかたがないので二人が来るまで、りんさんは一人でティッシュを配っていた。
見ると駅前をぶ~らぶらしている一人の男。「うん?どっかで見たような…」とも思ったが、そんなことよりと声をかけた。「お兄さん!凶、駅前に焼鳥屋がオープンしますので、ぜひ!」りんさんはそう言ってポケットティッシュとチラシを渡した。砂かけババアの帰りが遅いので待ちくたびれたヴァッキーノさんが外へ出てみると、りんさんの声が聞こえた。「凶オープン?」そっかぁそうだったのかぁ「りんさんやるなぁー。禍を転じて福となすってことっすか。へへへっ。」

 ショート・ショートblog星新一をやっつけろ 妖怪(『凶夢など30』より)へとつづく                ↑クリックしてね!事の成り行きがよ~くわかりますよ~


★ご登場して頂いた皆様へ。了解無く勝手に登場して頂きました事、お詫び申し上げます。040.gif
前後しますが、ご登場下さった皆様のお名前にもリンクを貼らせて頂いてもよろしいでしょうか?
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by haru123fu | 2011-01-30 06:47 | ショート・ストーリー | Comments(10)

昨日の空とすずめたち

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窓からながめていると少しいつもと違う雲が。
いつもの木にスズメが沢山留まっていた。

最近気づいたことだけど、イラストだとかなりの枚数を重ねてもUPできるようだ。
写真となるとそうは行かない。やはり、写真はかなり重たいのか?
パラパラ漫画の要領でイラストで、アニメーションを作っても面白いかも?!

な~んて、考えているより、やはり今晩の食事のメニューを考えなくては。そっちの方が大切だ。042.gif
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by haru123fu | 2011-01-29 12:00 | 今日のわたし | Comments(0)

招き猫ばあちゃん <ショート・ショート>

f0227323_7282347.gif「ねぇ、ちょっと。」突然見知らぬ婆ちゃんが俺に声をかけてきた。
久し振りの休日で、お天気もいい。
そうだ、煙草を買いがてら、ちょっと遠回りでもしてみるかと、
普段通ることのない横道に入った時のことだった。

その婆ちゃんは、たぶん自宅であろう家の玄関横に置いてある
ベンチ椅子に座っていた。
「えっ!俺ですか?」婆ちゃんは手招きをしながら「あんたしか居ないだろうが。」と言った。「あんた暇かい?」「はぁ、それなりに。」俺はなんとなく曖昧な返事をした。

「あんた、恋は師匠無しって諺を知っているかい?」そんな諺なんか知らないし、どうでもいい話だと思ったのだが、婆ちゃんの手招きにつられて、つい横に腰掛けていた。
「恋は師匠無しだよ。知っているかい?」婆ちゃんが繰り返し俺に聞いた。「はぁ、支障があってはいけないから取り除けって事かな?」また曖昧な返事をしてしまった。婆ちゃんは笑いながら、「その支障と、この師匠ではししょうが違うよ。お師匠さんだよ。」「ああ、先生のほうか。」俺もつられて笑っていた。

「いいかい、恋は誰かに教えられなくても、年頃になると自然と自分で学習するって意味さ。」婆ちゃんは、自分が若かったときの話をはじめた。で、その諺がなんだって言うのだ。俺になんか関係あるのか?そう思いながらも、ポカポカした日溜まりの中で話し続ける婆ちゃんに、それを聞くことが俺にはできなかった。

「お婆ちゃん。お昼だよー!」あっ!さっき煙草を買った時のレジの娘だ。「コンビニ弁当で悪いんだけどさ、一緒に食べよう。」そう大声で言いながら走ってきた。
「あれっ!さっきのお客さん?」婆ちゃんはニコニコして、「いつもありがとね。でも私はさっきお団子食べてもう食べられないよ。あんた達二人で食べるといいよ。」そう言うと立ち上がって、家の中に入っていってしまった。

彼女は、途惑っているだろう。そりゃあそうだ。何で俺がここにいるのか彼女には不思議なはずだ。ところが、
「一緒に食べよう!」そう言って弁当を俺に渡した。俺はなんだか気まずい。「君のおばあちゃんかい?」と聞くと彼女は首を横に振る。

どういう事だ?ますますわからなくなってきた。「招き猫って知ってるよね。」それぐらい俺にだって、わかるさ。「あのお婆ちゃんがそうなのよ。」そんな馬鹿な。
「あのお婆ちゃんに手招きされると自然にここに座ってしまうのよ。私もそうだったの。」

彼女の話では、陽気の良い日は必ずここで日向ぼっこしながら、時々通りすがりの人に声をかけ、手招きをするという。なぜか、婆ちゃんが声をかけた人は幸せになるそうだ。「私もコンビニの仕事いやでたまらなかったの。」もう辞めちゃおって思って、コンビニの手前のこの横道に入ったら、あのお婆ちゃんが居てね、手招きしたの。」
彼女は時々弁当を口に運びながら話をつづける。俺もつられてもらった弁当を食べた。

「風の中で育った木は、根が強い。って諺知ってる?」また諺かよと俺は思った。「色々な苦労を乗り越えてきた人は芯が強いんだって。本当に心の強い人は他人にも優しくなれるから、みんなに愛されるんだって。」
彼女にも婆ちゃんはそんな諺を話したそうだ。
それから、彼女は頑張りだした。そうしたら、仕事がとても楽しくなったそうだ。
「お客さんに喜んでもらうととっても嬉しいし楽しいの。」

「じゃあ、私仕事にもどるね!」そういうと彼女は行ってしまった。「あっ!ごちそうさん」あわてて、俺がそう叫ぶと、彼女が振り向いて笑った。その笑顔が輝いて見えた。なんて可愛いんだろうと胸がときめいた。
 
一部始終を二階の窓からながめていた私は、「恋わずらいは、医者でもなおせぬ。」と言う諺を思い出した。
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by haru123fu | 2011-01-28 07:42 | ショート・ストーリー | Comments(10)

85歳の誕生日

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☆Happy Birthday☆
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1月25日。ばあちゃんが、めでたく85歳の誕生日をむかえました。067.gif
ばあちゃんお誕生日おめでとう。024.gif
85年間よく頑張りました。でも、ばあちゃんの母親は90歳まで頑張ったので、それまでは、まだ頑張れるよね。と私が言うと「そんなにはねぇ~」と答えます。「でもばあちゃんは幸せだね。」と私が聞くと「どうして?」と聞き返します。「だって、ばあちゃんの笑顔はとっても素的だよ。幸せじゃないとそんな素的な笑顔なんかできないでしょう。」と私が言うとニコニコして、「そうだね。幸せだね。」っていいました。
『笑う門には福来たる』と言います。私も大いに笑って生きたいものです。そして、福が来たらつかまえて、離さないようにしなくては。041.gif
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by haru123fu | 2011-01-27 13:01 | 今日のわたし | Comments(6)

サスペンスにならなかったサスペンス <ショート・ショート>

f0227323_166747.gifワンルームマンション302号室。女の死体が。
通報してきたのは第一発見者である新聞の勧誘員。
遺体の傍らにワイングラスが落ちていた。
女の死体からは、微かなアーモンド臭が。
皮膚はわずかながらピンクがかっているようにも見える。
新聞の勧誘員は、チャイムを鳴らしても応答がないので、
思わずドアノブに手をかけた。ところが鍵がかかっていなかった。
そこで部屋のドアをわずかに開け、もう一度声をかけたそうだ。
そこには女の素足が見えた。だがいくら声をかけても返答が無い。
驚いて通報したという。

刑事はその臭いと皮膚の色から、青酸カリによる死亡ではないかと疑う。問題は他殺か自殺かという点にある。凶器によるものであれば、自殺か他殺か意外に分かりやすい。自分でそんなことができたのかどうかが根拠になりやすい。しかし毒物となると自ら飲んだのか、呑ませられたのか、その辺りが難しい。ここで、鑑識による科学的現場検証が行われたり、刑事による聞き込み調査が始まる。

いわゆる2時間枠のなんとかサスペンス劇場の始まりだ。自殺ならサスペンスドラマにならない。いや、自殺であっても犯罪の可能性を臭わせるものなら可能だ。それとも他殺に見せかけた自殺にするとどうだろう、
やはりサスペンスドラマになりそうだ。密室だとそのトリックをも暴かなければならない。

なので、密室だとけっこう面倒くさい。でも、今回は鍵があいていた。密室ではない。
同僚でもある刑事の幸太が文句を言う。「お前の言うとおりに動くなんて馬鹿らしい。」
鑑識の淳は「すぐに用意をしてくる。」と走った。
美奈ちゃんまでがふてくされて「やってらんない。」と言いだした。
鑑識の淳だけは、僕の話の途中で「大急ぎで用意してすぐ戻るから。」と駆けだしていった。

色々考えているうちに僕もめんどうくさくなった。「だって美奈ちゃんがしたいって言っただろう?」
僕はムッとなってそう言い返した。
「私はカッコイイ女医さん役やりたかったのに、死体なんていやよ。」
僕がサスペンスドラマごっこやらないかと聞いたとき、美奈ちゃんは喜んで手を上げ「私、死体!」
って言ったくせに、話が違う。死体無き殺人事件はもっとめんどうくさい。
少しもめたが、三人はもうやめにして、美奈ちゃんの家でゲームをすることになった。

淳は、マスクをして紺色の野球帽をかぶり、紺色のジャンバーに着替えていた。
真っ白な軍手をつけて、どこから持ってきたのか四角い手提げケースを手に張り切って戻ってきた。
けれど、三人の姿は消えていた。淳はあせった。本物のサスペンスになってしまったと。
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by haru123fu | 2011-01-26 05:19 | ショート・ストーリー | Comments(8)

脳トレです。鳥はなん羽いるでしょう?

すっかり木の葉を落として、丸裸になった木に、木の葉のように鳥が留まっていました。望遠レンズのない私のカメラではこれが限界です。そこで脳トレです。この木にはなん羽の鳥が留まっているでしょうか? 
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なんてね!画像が小さすぎてわかりずらいですか?これで、12枚の画像を使っています。この大きさでエキサイトでUPできる500KBぎりぎりです。いつもこの500KBと戦いの私です。017.gif


そして、正解はこちらです↓
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すずめが8羽。カラスが1羽の合計9羽でした~。お粗末でした。042.gif
カラスが、大きな泣き声を出して飛んでいくとすずめも一声にとんでいきました。
と思ったら、一羽だけ残っていましたよ~。

※You Tubeに画像を投稿してそれを埋め込めば自由に貼り付けができるとか……?
それもなんかめんどくさいしなぁ~019.gif 私と500KBとの戦いはつづくのでした。014.gif

あれっ!なんか変どこかが違う!さてどこでしょう?これが本当の問題です。 041.gif
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by haru123fu | 2011-01-25 07:28 | Comments(2)

女心と秋の空 or 男心と秋の空 <ショート・ショート>

「女心と秋の空」とは、本来「男心と秋の空」が元になっているとか。
室町時代の狂言『墨塗』に「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」という有名なセリフがあるそうです。
しかしながら、両方あるのであれば、「人の心と秋の空」で、よいのではないかと思うですが。

ここに一組の男女、周囲も羨むような熱烈な恋愛で、神の御前で永久の愛を誓い沢山の祝福を受け結婚することとなりました。二人はいつまでもいつまでも仲むつまじく幸せにという予定だったはずが、
時の流れとは残酷なもので、しだいに二人の心はすれ違い離れて行きました。

さて、これが互いにどちらも同じような時期に、同じように心が離れていけば、さほど問題もなく
別々の道をそれぞれが歩むという選択肢があるのですが、それが、そううまく行くとは限りません。
互いの心の変遷の時期が異なったり、どちらか一方の心だけが、ということになると、
そこには、ややこしい問題というものが生じてきます。

なおかつ、人の心は感情というものだけではなく、欲得というものも存在して、その二つが混ざり、
情欲なんてものになりますと、これがまた、なんともやっかいなものとなります。
悲劇の道をひた走りに走り続けると、行き着くところはどこでしょうか。

f0227323_17464313.gif情欲に駆られ、思わず禁断の壁を越えてしまった男女の例をひとつずつ。

年月が流れ、闇に紛れてマイホームの庭にこっそりと穴を掘る男。
月に照らされたその横顔には達成感への喜びすら感じられます。
穴の横には妻の遺体が静かに横たわっています。

一方、毒入りの食事をせっせと笑顔で夫に食べさせる女。
その顔には、病死と医師が断定するその時を思い満面の笑みが浮かびます。

残念なことに、どちらも、神の御前で永久の愛を誓った二人でした。
さて、あなたは「女心と秋の空」、「男心と秋の空」このどちらが本当だと思いますか?

「女心」と答えたそこの貴男、今日からお食事に充分ご注意下さい。
「男心」と答えた貴女も、就寝するときには充分ご注意下さいな。
えっ!心変わりなど絶対にないと今そう思っているあなたへは、
その気持ちをどうかずっと持ち続けて下さるよう心からお祈り申し上げます。

そして最後に私からのアドバイスです。
「男心も女心も、一夜にして七度変わる」そうですよ。

う~ん。あまり気分の良い番組ではないな。そう思った私はチラッと夫の方に目をやり、テレビのチャンネルを変えた。彼女は気づいていなかったが、その少し前に夫も妻をチラリと見ていた。
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by haru123fu | 2011-01-24 07:30 | ショート・ストーリー | Comments(4)

降雪量の観測をしているわけではありません

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どんどん、外の世界から遮断されて行くようです。まぁ、かまくらの中でPCを使ってると思えば……。
太陽さんが顔を出すと雪がとけてダクトから水がちょろちょろ流れているようです。
新雪に太陽の光がさすと、キラキラと輝いてとってもキレイですよ~。
ってそんなのんきなこと言ってていいものか?「友人が雪降ろししてやるか?」と言ってくれたのですが、
大丈夫、何年か前には完全に埋まってかまくら状態になったけど、春には綺麗になくなったから。
と言うと、ビックリしてました。
東向きの窓なので、晴れた日は、午前中ずっと太陽さんが溶かしてくれます。半分になった窓から朝日が昇のもきれいですよ~。なんて、馬鹿な私でしょうか。
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by haru123fu | 2011-01-23 06:42 | 今日のわたし | Comments(4)

山彦と木魂 <ショート・ショート>

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山へ行って大きな声で、「お~い。」と叫ぶと少し遅れて「お~い。」と
返事するのは、山の神で山彦(やまびこ)。
それとは別に声が反響するように返って来るのが
木々の精霊が返事をする木魂(こだま)と言うそうだ。
このお話は昔々のそのまた昔のことでした。

山彦と木魂が、どちらの声が優れているか競争をしようと言うことになったそうだ。どちらも自分の声の方が優れていると思って自信満々だ。
人が山へやって来たらどちらの声に感心をするかそれで決着をつけようと言うことになった。

山の神である山彦は、木々の精霊の木魂なんかに私が負けるはずがないと思っていた。
一方、木々の精霊である木魂も私達は、声を震わせ反響することができるので、山彦なんかに負けるわけがないと思っていた。けれども深い山の中のこと、なかなか人はやってこなかった。

そんなある日のこと。お爺さんとお婆さんが山菜を探しに、山へやって来たそうだ。
「なぁ婆さんや。ちょっと早いけど、ここでひと休みして、お昼にでもしようかい。」とお爺さんが言いました。
「そうですねぇ、お爺さん。ここはおにぎりを食べるのにちょうどいいですねぇ。」
二人は見晴らしのよい場所を見つけひと休みすることにしました。

「ほらほら、おいでなさった。いいかい木魂さん。覚えているかい?」「もちろんよ。山彦さん。」
山彦と木魂はどちらが先かを相談したそうな。
木魂は言いました。「なんと言っても山彦さんあなたは山の神様だから、お先にどうぞ。」と。
山彦は、はりきって二人が、大きな声を出すのを待っとった。

お爺さんが山菜採りの疲れをとるかのように、背負い籠をおろし大きく伸びをしながら、「あ~あ」と言いました。
するとすかさず山彦が「あ~ぁ」と声を返した。
でも二人はなにもなかったように美味しそうにおにぎりを食べている。

するとこんどはお婆さんが「ああ、お爺さん。」と言いった。
山彦がもう一度「あぁ、お爺さん。」とその声をできるだけ精一杯大きな声で返した。
ところが、お婆さんはお茶を出し、お爺さんに渡しました。
二人はやはりなにもなかったように美味しそうにお茶をのんでいる。

木魂はクスクス笑いながら、「今度は私達の番ね。」と自信たっぷりに言いったそうだ。
山彦は面白くなさそうにそっぽを向いていた。

お爺さんが「美味しいなぁ。」と言うとその声を震わせて反響するように二人に返した。
でもなにごともなかったように、お婆さんも「美味しいですねぇ。お爺さん」と言ったそうだ。
木魂はその声も精一杯震わせて反響させて返しましたが、やはり二人はのんびりとお茶をのんでいた。

二人は、おにぎりとお茶で、お腹がいっぱいになったので、
少しだけ休んでまた山菜を探しながら暗くなる前に山を下りていったんだと。

山彦も木魂も、とても不思議だった。
でも相手より自分が優れていると思って威張っていたことが恥ずかしくなったんだなぁ。
これを期にとっても仲良しになったそうだ。

山彦は言いました。「木魂さんの声は、とっても響きがあって良い声だね。」
木魂も言いました。「山彦さんは、とっても遠くからその声を届けるのだからすごいわ。」

お爺さんと、お婆さんは家に帰り相談しました。こんなに沢山の山菜が採れたのは、
山の神様や木の精霊様がきっと私達を守ってくれていたからだと。
そして、お爺さんとお婆さんはお礼に小さな祠を建てて、毎日お参りするようになった。
山彦も、木魂もそれからというもの二人が山に来ると危なくないようにそっと見守ることにしたそうな。

「ても、でも、どうして、お爺さんもお婆さんも山彦さんや木魂さんを無視したの?」
孫が聞きます。
「それはな、お爺さんもお婆さんも随分と耳が遠くなっていて、どちらの声も聞こえていなかったんだよ。
長年一緒に暮らしていた二人は、心だけで充分相手の気持ちがわかって話ができていたのさ。
さぁ今日はこれでおしまい。」
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by haru123fu | 2011-01-22 09:51 | ショート・ストーリー | Comments(6)