ゆっくり生きる

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夢の話

ばあちゃんが死んだ夢をみた。縁起でもない。
ばあちゃんの友人が次々にお悔やみにきてくれた。
それも、もうすでに亡くなった人ばかり。
私はせっせとお茶やらお菓子やらで接待していた。

ところが、ばあちゃん、起きてきて、ああでもない、こうでもないと
私に文句をつける。
私はばあちゃんは死んでいるのだから、おとなしく寝てなくてはダメだと、
ばあちゃんを布団に寝かせる。

それでも、ばあちゃんは起きてきて、お悔やみに来てくれた友人にいちいち挨拶してる。
慌てて、私はばあちゃんを布団に寝かせる。死んだ人は挨拶しなくてもいいのだから
寝てなくてはダメだと。
なんどもその繰り返し。そして、目が覚めた。

なんだ……? この夢! 悲劇なのか喜劇なのか……?
縁起が悪いのか、良いのか?!ふぅ~っ!わからない。。。039.gif
目が覚めたとき、頭の中に、ヒッチコック劇場のテーマ曲「マリオネットの葬送曲」が流れた。

ばあちゃんは元気にデイサービスへと出かけた。ふぅ~っ!042.gif
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by haru123fu | 2011-08-28 13:08 | 今日のわたし | Comments(32)

花火大会で愛を叫ぶ/りんのショートストーリーより 作 りんさん <朗読・動画>

    花火大会で愛を叫ぶ   りんのショートストーリーより  作 りんさん 
        ↑ りんさんのコメディです。リンクを貼らせて頂きましたので原作はこちらからどうぞ。



早口ことばに挑戦したわけではないのですが、原作の勢いにつられて朗読させていただきました。
それぐらいステキな可愛い作品です。主人公の女の子になりたい私の願望も入っているかも?
あらら、UPしてよく聞いてみると、間違いがあちらこちらに。013.gif
あちゃー!りんさんごめんなさい。大変申し訳ありません。040.gif
え!今までも結構あったって。021.gif   はい!すみません。知っていましたですです。012.gif
りんさんのショートストーリーを朗読させて頂くのはは、今回で2回目です。前回の「蜘蛛の糸」とはまるで違った雰囲気です。リンクを貼りましたので「蜘蛛の糸」もよろしければお聞き下さい。
りんさん、快く朗読の許可を頂きありがとうございました。またどうぞよろしくお願いします。056.gif
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by haru123fu | 2011-08-27 19:29 | Comments(12)

海 /人間みな兄弟より 作 トゥーサ・ヴァッキーノ <朗読・動画>

        『 海 』人間みな兄弟より 作 トゥーサ・ヴァッキーノ 
              ↑ リンクを貼らせて頂いております。原作はこちらからどうぞ



静かな悲しみというか、なんとも言えない不思議な感覚を感じた作品でした。
そんな訳でヴァッキーノさんに朗読のお願いをしたところ文章が長すぎではないかと、
私を心配して下さいました。そんなヴァッキーノさんの優しさも垣間見られる作品だと私は思うのですが。
海をカラーにするかモノクロにするか……悩みました。主人公が見たことのない海なので、
あえて全部カラーにしました。主人公に小樽の海を見せてあげたかったので。
ヴァッキーノさん、いつも快く朗読の許可を下さりありがとうございます。また、どうぞよろしくお願いします。012.gif
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by haru123fu | 2011-08-26 20:50 | Comments(10)

病院にて思うこと

病院のロビーにて。
お年寄りに付き添ってくる方が娘さんかな?お孫さんかな?と思うと大抵がヘルパーさん。
そんな中、ご高齢のご夫婦もちょくちょく見かける。
なぜか大抵は奥さんが車椅子で、ご主人が押している。
今日の外来ロビーで見かけたご夫婦も、奥さんが車椅子。
ご主人もかなりご高齢と見受けられるが、その奥さんの車椅子を押していた。
ご主人も歩きがかなり危なっかしい。なんだか見ていてハラハラする感じ。
なのに、そこだけ温かい感じ。ついつい目がそのお二人に行く。
そう言えば先日の病院ロビーでも。
最近は病院の待ち時間は、人間ウオッチング。
おかしな趣味と思いながらも他人の問診を聞くともなく聞いて過ごす。
脳卒中を患って、話ができないと看護師さんの問診に奥さんの代わりに答えているご主人。
人の邪魔にならないような場所をキョロキョロと探し、奥さんを乗せた車椅子を押していった。
なんとなく目が離せずじっと行く先を確認する私。
満員の病院ロビーでは、私も通る人の邪魔にならないような場所を探すからよくわかる。
あ、靴を片方落とした。本人はもちろんご主人も気がついていない。
近くの椅子に座っている人が誰かきっと持っていってあげるだろうと見ていたが、誰も立たない。
落としていったのは気づいているはず。なぜなら人の目線がチラッと動いていた。
遠目で見ている私が出しゃばるのもと思ったのだが、誰も立たない。
少しためらったが車椅子のスイッチを入れ靴に向かい拾って持っていった。
ご主人はまったく気が付いてなかったと車椅子の私に恐縮そうに頭を下げる。
私はまた元の位置まで戻り診察を待つ。
今日もまたそっと見守る。老夫婦のいたわり合いに、尊敬の念を抱きながら。

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by haru123fu | 2011-08-25 21:00 | エッセイ | Comments(13)

お父ちゃんによるとこの世界は/虎犇秘宝館より 作 矢菱 虎犇 <朗読・動画>

関西弁初挑戦です。関西弁と言うとTVで聞くぐらいで、そのTVもあまり見ない私なので。。。008.gif008.gif008.gif
関西の方にはお聞き苦しいと思われますが、申し訳ありません。

 『お父ちゃんによるとこの世界は 』 虎犇秘宝館より 作 矢菱 虎犇 
               ↑ リンクを貼らせて頂いております。原作はこちらからどうぞ



とてもユーモアあふれる作品で、ものごとは考え方ひとつみたいなところが確かにあると思うのです。
この親子の会話、平和というか逞しいというか、なぜか人の底力みたいなものを感じてしまいます。
関西弁なのでイントネーションがまったくわからず、迷っていたのですが、矢菱虎犇さんの「気にしなくていいんじゃないでしょうか。」に励まされ、朗読させて頂きました。
矢菱虎犇さん、いつも快く朗読の許可を頂きありがとうございます。また、どうぞよろしくお願い致します。040.gif
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by haru123fu | 2011-08-23 20:30 | Comments(16)

影/あるはずのない世界 ショートショート

f0227323_9275076.gif影が私に付いてきた。
影なのだから付いてきても当たり前だろう
と思われるだろうが、
いつまでも、どこまでも付いてくる。
それも当然と思われるだろうが、
なぜか私にはそれが不気味だった。

なぜ、不気味かというと私の影は、
私に話しかけてくるのだ。
そんなことありえないと笑うだろうが、
そうなのだから仕方がない。

影 「どこまでいくのさ?」
 「どこへ行こうと私の勝手だろう。」
影 「そんなことはない。ついていく方は大変だ。」
 「だったらついてくるなよ。」
影 「そんなわけには行かない。影なのだから。」
 「だったら代わろうじゃないか?」
影 「いいのかい?」
 「いいとも、ついてこられる方が不気味だ。」

その瞬間、私と影とが入れ代わった。
そんなことありえないと思われるだろうが、
事実なのだから仕方がない。

影となった私はヤツについていった。ヤツが立って歩き
私が地べたをはいずりながらヤツについていった。

 「まて、チョット待て。やはりこんなのはイヤだ。」
影 「お前がオレと代わりたいと言ったんじゃないか。」
 「確かにそうだが、おかしいだろうよ。黒一色のお前が立って歩き、
  オレが地べたをはいずっているのは。」
影 「じゃあ、おかしくなくすればいいんだな?」
 「ああ、そうだ!」

私がそう答えた瞬間、ヤツは暗闇に飛び込んだ。

まったく光のない闇に。
もう、私が影か、影が私か、まるで見分けがつかなくなった。
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by haru123fu | 2011-08-22 09:40 | ショート・ストーリー | Comments(21)

女中さんとの対談/とつぜん対談より 作 雫石 鉄也 <朗読・動画>

雫石さんのblogへ朗読のお礼に伺ったら、なんと私の大好きな「とつぜん対談」が、UPされているではありませんか。ずうずうしくもまたまた朗読のお願いをしましたところOKをいただきました。043.gif
ちょっと調子が良すぎるなあ!とは思ったのですが、このさい調子に乗ってすぐに朗読させていただきました。

 『女中さんとの対談』  雫石鉄也のとつぜん対談より  作 雫石 鉄也
              ↑ リンクを貼らせていただいています。原作はこちらからどうぞ



画像のお屋敷は、小樽市にあります旧青山別邸です。国の有形文化財にも指定されています。
青山家は明治・大正を通じ、ニシン漁で巨万の富を築き上げ、その三代目娘、政恵が17才の時山形県酒田市にある本間邸に見せられ大正6年から6年半あまりの年月をかけて建てた別荘です。


雫石さん、いつも突然の不躾なお願いを快く承諾下さりありがとうございます。040.gif

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by haru123fu | 2011-08-21 12:32 | Comments(16)

鏡の中の私/雫石鉄也のとつぜんブログより 作 雫石 鉄也 <朗読>

雫石鉄也さんのとつぜんブログより最新作ショートショート劇場 『鏡の中の私』 の許可を頂き朗読させていただきました。お聞きになると、ご自分の顔を鏡で見られなくなるかもしれませんよ。えっ!私?キャーッ 008.gif
はてさてあなたは大丈夫でしょうか。006.gif

          『鏡の中の私』 雫石鉄也のとつぜんブログより 作 雫石 鉄也
                  ↑ リンクを貼らせていただいています。原作はこちらからどうぞ


          

雫石さんのとつぜんワールドへなんとか皆様をスムーズにご案内しようと努力したのですが、やはりとっても難しかったです。これまで、私が朗読させていただいた作品の中でも一番長い作品でした。
ひっかかり、つっかかりは、いつものこととお許し下さい。雫石鉄也さん、快く朗読することを了解して下さってありがとうございました。またどうぞよろしくお願い致します。012.gif
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by haru123fu | 2011-08-19 20:03 | Comments(18)

波状雲(畝雲)

札幌の空に現れた波状雲だそうです。撮影午後6時54分。TVの天気予報を見ていたら、そういっていたので、慌てて西の空を見たら、こんな雲が出てました。畝雲ともいうそうです。そう言われれば畑の畝にそっくりだ。
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by haru123fu | 2011-08-17 19:31 | 今日のわたし | Comments(8)

盆の不思議/ショートショート

盆の頃になると必ず思い出すことがある。
子ども達も成人し、独立してからは、墓参りも夫婦二人で行くことが多くなっていた。
そんな三年前のできごとだった。f0227323_17343846.gif

車の渋滞で、目的地の墓へ着いたのがもう6時をとおに過ぎていた。
妻は、こんなひどい渋滞は初めてだと、助手席でブツブツ文句を言っていた。
毎年混むには混むが、この年は異常だった。
「たぶん、事故でもあったんじゃないか。」と妻に答える。
時間が経てば経つほど妻はイライラをつのらせていった。
もちろん運転している私の方がよっぽどイライラすると思った。

おかげで墓地に着いたときは、夏とはいえもう薄暗くなり始めていた。
私達が墓参りに行くのは田舎の小さな墓地だった。
町があちこちの墓を統合して立派な霊園を造ってはいたが、
子どもの頃から通い慣れたこの場所が、
私にとっては本当の墓地のような気がしてまだそちらには移設していなかった。

暗くなる前にと思って大急ぎで墓の掃除をしていた時だった。
初老の男が声をかけてきた。妻はビックリして素っ頓狂な声を上げた。
「ああ、奥さんすみません。驚かせてしまって。」とその男は頭を下げた。
そして申し訳なさそうに、花を二輪分けてもらえないかと言うのだ。

こんな寂れた墓地だが、いつもは墓地の入口で、たぶん農家の女将さんだろうが、花を籠に入れて売っていた。それをあてにして来たのだが、時間が遅くなってしまった為もう店じまいしていて買うことができなかったと言う。
「ああ、凄い渋滞でしたものね。」お互い様だと思い、
私達は持ってきた花の中から菊を二輪とりだしその老人に手渡した。

老人から少し離れた後ろの方で品の良さそうな中年の女性が、申し訳なさそうに私達に何度も頭を下げていた。
妻が、小さな声で「きっと娘さんよね。二人でお墓参りに来たのね。」と言う。「ああ。」と私も答えて、
「ほら、さっさとしないと真っ暗になって幽霊が出るぞ。」と言った。
妻は「止めてよね、私が怖がりなのを知っているでしょう。」とわざとふくれて見せた。
「ほらほら、そんな顔するとご先祖様がお前の顔をふぐとまちがえるぞ。」と冗談を言いながら、
花を飾り、お供え物をして、お参りをすませた。

帰り際に墓地の出入口で、先ほどの老人とまた会った。
老人は丁寧に私達に会釈をした。
私達も「お疲れ様でした。」と声をかけた。
しかし、帰りは老人一人だけで、先ほどの女性はいなかった。
「妻が、あら、娘さんはもう先にお帰りに?」と聞いた。
すると老人は不思議そうな顔をして、自分は一人で来たと言った。

私が説明すると、老人は、それはきっと妻にちがいないと言った。
20年前に50才で病死したという。老人は私達の話を聞きながら嬉しそうに微笑んだ。
「お盆になると昔のままの姿で私が来るのを待っていたのですね。」と。
そして「ありがとうございました。」とまた深々と頭を下げ帰って行った。
妻が言う「あなた、怖くない幽霊もいるのね。」「ああそうだな。」と私は答えた。
帰りの車の中で、妻は疲れたのかうつらうつらとしている。
こうして、妻が横にいる幸せを改めて感じた墓参りだった。
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by haru123fu | 2011-08-16 18:25 | ショート・ストーリー | Comments(12)