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道しるべ

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             お~い お~い お~いっ!

             こっちだよ~っ そうさ そうだよ こっちだ

             もうだいじょうぶさ むかえにきたんだよ

             ここにいるよ もう おまえにも はっきりとみえるだろう
           
             おまえを むかえにきたんだよ

             うん うん よくがんばったなぁ えらい えらい

             父親は少年をしっかりと抱きしめ、その頭を何度も撫でた

             
             2月16日午前1時52分 ロウソクの炎は静かに消えた
by haru123fu | 2011-02-17 12:11 | Comments(10)
Commented by ヴァッキーノ at 2011-02-17 12:23 x
ろうそくシリーズですね。
いろんなバージョンができそうです。
この調子で、haruさんも100話いってみますかあ!(笑)
しかし、火が消えたあとに残った命のろうそくって、なんか再利用するんでしょうか?
エコっす。
・・・・・ふっ。
Commented by 春待ち りこ at 2011-02-17 15:52 x
いつか。。。ロウソクの炎は消える。
わかっていても切ないですね。

小さい頃に守ってくれた誰かに
また再会して。。。
笑って迎えてもらっているなら。。。

そう思っていたいですね。
そうであってほしいですね。
Commented by haru123fu at 2011-02-17 15:54
♪♪ ヴァッキーノさん。
ロウソクの火が、消えたあとは、きっと命の管理人によって、
大きな炉で、新しい命に再生され再び炎が灯ると思うのです。
うん。エコですよね!

人は、命の火が消えたとき、その魂はきっと、享年の姿ではなく
子どもの頃に返って、先立った、祖父母や両親が、迎えに来る
ような気がしました。

なので、きっと従兄は少年の時のような元気な姿で、叔父は、
きっと若く逞しい姿で、従兄を迎えに来たと思うのです。
そして・・・必死で病と闘ったここ数年を、
「えらいぞー、よく頑張ったなー!」って何度も頭を撫でながら
しっかりと抱きしめ誉めてやっていると思いました。

ヴァッキーノさんの優しさに、とても感謝です。
私の手をしっかりと握り、私に「頑張れ!」と言った言葉が
ありったけの力を出して口にした最後の言葉だったそうです。

いやぁ~!もう、とことん私は頑張るしかないですね。
楽しいお話をいっぱい、いっぱい書きたいな。だから・・・
ろうそくは、この辺でおしまい。(◎´∀`)ノ 
Commented by haru123fu at 2011-02-17 16:22
♪♪ 春待ち りこさん。
ええ、きっとそうだと思います。とても安らかな顔でした。
癌との壮絶な戦い。側でじっと見守っていてくれた従兄のお嫁さんに、
心から頭の下がる思いです。昨日少し無理しすぎて、また、熱が
少し上がっています。
なにを書いているのか、意味不明な私のblogに、コメントありがとっ♪
繋がっているって、いいですね。慰めてもらったり、励ましてもらったり。
本当にありがたいことです。 (/ ^^)/アリガトネ
Commented by harumimi1121 at 2011-02-17 16:29
つらかったけどお見舞いに行き最後にお会いできてよかったですね。
haruさんだけでなく私も病気と闘う事の大切さを改めて教えていただきました
。身をもって教えて下さった従兄さんに感謝です。
Commented by haru123fu at 2011-02-17 18:37
♪♪ harumimiさん。
いつもありがとう。生きている限り、人の死を見ることを、
避けるわけにはいきませんよね。
願うのはただ一つ、少しでも苦しまずに・・・どうか、どうか。。。

長く苦しい闘病生活だったと思います。背が高く、ガッチリした
体格で、スポーツマンで、野球、水泳、スキー、ゴルフとなんでも
こなしていた人が、まさかこんな歳で亡くなるとは。。。
人の人生は、わからないものです。
私は、幸せものです。いつも気づかってもらえて。(*^-^) 
Commented by marinegumi at 2011-02-17 20:18
ショートショート?詩かな?と思いながら読んでいました。
最後に日付があるのを見て、気が付きました。
背中から頭にかけて、ぞわぞわっと何かが駆け上がりました。
同じ日が僕の友人のお母様のお通夜でした。
こんな時言葉が見つかりませんよね。
Commented by haru123fu at 2011-02-17 20:48
♪♪ 海野 久実さん。
ありがとうございます。海野さんのご友人のお母様も、きっと
肉体から離れたとき、少女の時の姿になって、迎えに来た家族に
しっかりと胸に抱きしめられ、たくさん誉めてもらえたと思うのですが。
もしも私だとしたら、
私は5歳の少女になって父に迎えに来てもらいたいです。
きっと、天国って大好きな人にいっぱい誉めてもらえるところ
じゃないかなぁ~って(*^-^)シアワセ
あいもかわらず、そんなおかしなことを考えていま~す。
Commented by もぐら at 2011-02-18 10:34 x
従兄さんの伝えたかった言葉はharuさんにしっかり伝わったんですね。
病気って本当に辛いですが、病気になって、病気の人の側にいて
初めてわかること、初めてできることがたくさんあります。
生きている人はそれを伝えていくのが仕事なのでしょう。
そういうことに気づかせていただけたことを感謝します。
Commented by haru123fu at 2011-02-18 17:23
♪♪ もぐらさん。
いつも本当にありがとう。私だって負けちゃいられない!
そんな感じです。まさか、まさか、最後の言葉が私に向けての
「頑張れ!」なんて。。。
身体は病気でも心は、元気いっぱい!って思っていたのですが、
心って、ときどきペシャンコになるものですね。
病気ででも、健康ででも、心がペシャンコになったら、また、
自然と膨らんで、ポンポン弾むのをゆっくり待てばいいのですよね。
もぐらさんに教えてもらったことです。
幸せ感じ上手にならなくてはね!(*^-^)シアワセダナー
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